医師紹介
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吉岡 麻矢医師
- 眼科一般
2023年4月に着任いたしました。
眼科一般の外来診療をはじめ白内障手術、霰粒腫や加齢による眼瞼下垂、内反症などの瞼の手術や抗VEGF療法を水曜日に行っています。また後発白内障に対するレーザー治療や網膜裂孔、糖尿病網膜症などに対する網膜光凝固術にも対応可能です。
これまでの経験を活かしてできるだけ丁寧でわかりやすい説明を心がけ患者様に寄り添った医療を地域の皆様に提供したいと思います。何か目に関してお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。
白内障手術
白内障とは?
白内障は眼球の中の「水晶体」が濁ってくる病気で、進行するにつれ見えにくくなる病気です。
白内障の原因は眼の酷使から
眼の老化へ
近年では偏った食生活、パソコンの普及による眼の酷使などが原因で眼の老化が始まり、
紫外線を浴びた眼は老化によって白内障をますます悪化させていきます。
視界が一部白く濁ったようになることから始まり、徐々に眼内の水晶体全体に広がり、
黒く見えるはずの瞳孔が白っぽく見えるようになればかなり進行した状態といえます。
白内障のおもな症状
視力が下がる | 次第に細かい文字が読みにくくなります。 眼鏡をかけても字はよく見えません。 |
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目がかすむ | 一番多く見られる症状です。 進行すると視力はますます低下し、ひどい場合は、ようやく前に人がいる事がわかる程度になる場合があります。 |
まぶしく感じる | 水晶体の濁りで乱反射するために明るいところではまぶしく感じ、見えにくくなります。 |
暗いところで 見えにくい |
水晶体に濁りのため光が入りにくく、暗いところで以前より見えにくくなります。 夜、照明のある部屋でも暗いと感じたりします。 |
物が二重三重に 見える (複視) |
片方で見ていて、物が複数に見えます。 |
一時的に近くが 見えやすくなる |
近くが見えるようになり、周りが見えなくなります。 |
白内障の進行による症状
白内障は、一般に何年もかけてゆっくり進行しますが、進行する速度は人によって様々です。
加齢性白内障であれば、普通ゆっくりと数年~20年かかって進行します。
進行の程度は水晶体の濁りの程度によって4段階に分かれます。
正常な目 | はっきり見える |
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初発白内障 | まだ自覚症状はない |
未熟白内障 | 目がかすみ始め、 それが段々と進む |
成熟白内障 | 白く濁って視力は0.1以下に |
過熟白内障 | 明暗しかわからない状態に |
生活に不自由を感じたときが
手術のときです
濁った水晶体は薬を用いても取り除くことはできません。
白内障の手術の時期・タイミングというのは患者さま様々で、ご相談の上、手術となります。