Outpatient外来診療

喉の病気

喉が痛い

ウイルスや細菌による感染や乾燥、声の出しすぎなどにより、喉の痛みが生じます。
その他にも、アルコールやたばこ、乾燥により喉の粘膜を傷つけて痛みがでたり、声がかれる場合もあります。
喉が痛いと、唾を飲み込むのも痛かったり、いつものように声がでなかったり、何をするにも辛いですよね。
喉が痛いときは、以下の行動はなるべく避けましょう。

  • 喫煙
  • 刺激物の摂取
  • 大声を出す
  • その他喉に負担がかかる行動
喉が痛い

喉のかゆみ

喉にかゆみを感じる原因は様々ですが、多くはアレルギー症状です。
主なアレルゲンは以下の通りです。

  • 食物アレルギー
  • 花粉
  • ほこり・ハウスダスト
  • 化学薬品
  • ウイルス感染 など

アレルギー反応の度合いは様々ですが、喉についたアレルゲンを洗い流す、アレルゲンを吸い込まないことでアレルギー反応を防ぐことができます。
喉についたアレルゲンにはガラガラうがいが効果的です。
また、アレルギー以外に喉のかゆみの原因となる病気もあります。

難聴
咽頭炎、扁桃炎

インフルエンザや風邪などのウイルスに感染し、咽頭炎や扁桃炎を引き起こすと、喉にかゆみが生じます。
薬物療法により、炎症を抑えることができます。

逆流性食道炎

胃酸が食道に上がってくることにより粘膜を刺激して赤くなったり、腫れたりすることがあります。
逆流性食道炎の治療は薬物療法と生活習慣の改善指導を同時に行います。
まずは、耳鼻咽喉科を受診しましょう。

声が出ない

声が出にくい、声がかすれる、喉にしみるような痛みがある場合は、耳鼻咽喉科を受診しましょう。
内視鏡検査や声の質を評価することで、原因が明らかになります。
喉に原因がある場合や、首や胸、頭に原因があることもあります。

主な声帯疾患

急性声帯炎

ウイルスや細菌の感染によって声帯が炎症を起こすと、正常な声帯振動が得られないため、声がかすれる、または声が出なくなります。
安静を保って治療をすれば1~2週間で元の声に戻りますが、無理をすると「声帯結節」ができて、症状が長引くことがあります。

声帯ポリープ・声帯結節

風や声の出しすぎで声帯に炎症が起こり、コブが出来ることで声が枯れたり、声が出しにくくなる病気です。
ポリープは「血豆」、結節は「タコ」のようなものです。
長時間話す、声をよく使う人、喫煙者、咳が続く人などがなりやすいといわれており、女性よりも男性に多い病気です。
主な症状は嗄声です。息が漏れる感じがしたり、やや低音になるといった症状が現れます。

喉頭ガン

早期の喉頭ガンでは、声帯や声帯周辺が変形することで声が枯れます。
長期間にわたり、声が枯れる症状は続いている場合は、なるべく早く耳鼻咽喉科を受診しましょう。

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